運動不足を気にしている40代や50代の方も多いのではないでしょうか。軽い運動でもはじめてみようと考えている方の多くは、ウォーキングやジョギングといった運動を思い浮かべるでしょう。
そういったスポーツ以外にも、ほかにもおすすめのものがあります。効果的に運動ができ、スポーツ本来の楽しみも味わえる「テニス」についてです。今回はテニスの楽しみ方や、どのような練習方法があるのかをご紹介します。
運動不足解消におすすめのスポーツ「テニス」
若いときにはとくに意識しなくても体は自由に動いたものの、40代や50代になると体の自由が利かなくなることもあるでしょう。どうしてもそれくらいの年代になると、運動不足になりがちです。この年代で運動不足になってしまうと、体にさまざまな影響が出てくるようになります。肥満や高血圧、糖尿病やそのほかの病気にかかりやすくなり、膝や腰、そのほか関節の痛みを感じるようになります。
そういった運動不足を解消するには、ジョギングやウォーキングといった軽めの運動もよいといえますが、「テニス」もおすすめです。比較的激しいスポーツといったイメージの強いテニスですが、40代や50代の運動不足の方でも楽しく取り組めるスポーツともいえます。
以下では、なぜテニスが運動不足の解消におすすめなのかをみていきます。
テニスが運動不足解消におすすめの理由
消費カロリーが意外と大きい
テニスは意外と消費カロリーの大きなスポーツです。プレーする人の身長や体重によって消費カロリーは異なってきますが、大人の男性が1時間のプレーをすると約370キロカロリーを、女性なら約310キロカロリーを消費できます。同じ1時間ウォーキングを行った場合だと、約120キロカロリーの消費だけにとどまるので、効率よくカロリーを消費したいならテニスがおすすめです。
勝ち負けがあるので楽しくプレー出来る
テニスは点数を競い合うスポーツで、勝敗があります。勝てば大きな喜びや達成感を味わえ、負ければ悔しさを味わうことになります。だからこそプレー自体を楽しめるといえるでしょう。楽しくなければ、運動は続きません。続かなければ、運動不足は解消されないのです。
以上のような理由から、テニスは運動不足の解消におすすめです。そのうえ勝敗関係なく体を動かすためだけにプレーするよりも、勝ち負けにこだわってプレーする方が、より目的意識を持って取り組めます。
しかしテニスは練習せずに勝てるほど、甘いスポーツではありません。勝ちにこだわるならば、やはり練習が必要です。それではどういった練習をするのが効果的なのか、また勝つために行うべき練習にはどのようなものがあるのかといったところをみていきます。
テニス練習メニューにどのようなものがあるのか?
サーブの練習
入らなければ試合が成り立たないともいえる、重要な役割を担うのがサーブです。相手のコートにサーブを入れるためには、力み過ぎないようなフォームを身につけるのが効果的といえます。
ストロークの練習
ワンバウンドしたボールを打ち返すのがストロークです。ストロークを上手に打ち返せるようになれば、プレーに幅が出るようになります。
ボレーの練習
力強いボレーを打つためには、ラケットの真ん中にボールを当てる必要があります。高低をつけた球を打つ練習をこなしていけば、ボールの捉えどころを掴めます。
スマッシュの練習
スマッシュでは力強い球を打つことが第一になるので、コートではなく壁に向かって打つ練習をしましょう。
40代・50代向け!実戦でも役立つテニス練習
以上のような練習を行うことにより、テニスで勝てるようになる確率は上がります。しかし40代や50代といった運動不足世代の方は、試合に勝ててなおかつ運動不足の解消できる練習メニューをこなしたいところです。
それでは試合に役立ち、運動不足解消効果も期待できる、40代や50代向けのテニス練習メニューをみていきましょう。
フォーム固めとポジショニングが大切
サーブとボレーはテニスの基本です。若くても40代や50代でも、それは変わりません。ただし歳をとると力強い打球を打てなくなってくるので、正確さとポジショニングで勝負をするようにしましょう。
正確なサーブとボレーを打つためには、フォームが重要になります。綺麗なフォームで打てれば、正確性も確実にアップしていきます。綺麗なフォームを身につけるためには、何度も繰り返しフォームが身につくまで練習するのが一番効果的です。
そしてポジショニングをうまく取り、相手を揺さぶることで、パワーのない打球でも勝負できるようになります。ポジショニングをよくするには、適度なダッシュ力が必要です。そのためコートで素早くポジショニング取りトレーニング(反復ダッシュ)を繰り返すことで、ダッシュ力がつき運動不足も解消されるのです。
タイミングを合わせたショットを打つ
40代や50代ともなると、動体視力に衰えが出てくる場合もあります。そうなると相手からの早い打球についていけなくなり、打ち返すことが難しくなってしまうのです。動体視力を回復させるのは難しいため、ショットを打つタイミングで遅れを克服しましょう。
タイミングを合わせるショットの練習をするには、オートテニスで繰り返し練習するのが効果的です。自分なりのタイミングを掴めるよう練習しましょう。
以上のような練習以外にも、片足立ちでボレーを打つことでボールをまっすぐに飛ばす体の使い方が習得できるようになり、トス上げの練習では肩の自然な動かし方を習得できます。
まとめ
40代や50代の運動不足解消にはジョギングやウォーキングもよいといえますが、テニスもおすすめです。適度なカロリー消費が期待できる楽しいスポーツではありますが、勝敗にこだわることでより楽しめるものともいえるでしょう。
試合に勝つためには、サーブやストローク、ボレーといったものを練習する必要があります。その中でも40代や50代の場合には、年代に合った練習方法を取り入れることで、運動不足も解消できるのです。
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