テニスのダブルスの魅力とは?シングルスとの違いや楽しみ方を解説

テニスのダブルスの魅力とは?シングルスとの違いや楽しみ方を解説

テニスの試合形式のひとつとして、ダブルスがあります。一見シングルスよりも運動量が少なそうなので、体力に自信のない中高年やシニア世代でも楽しめそうな気がするかもしれません。しかしその中でも、ルールや楽しみ方がわからないという方もいるでしょう。この記事では、テニスのダブルスのルールや魅力を紹介します。この記事を読めば、ダブルスを楽しむ方法がわかることでしょう。

テニスのダブルスとは?

テニスの試合には、シングルスとダブルスがあります。シングルスは同性の1対1形式で行なう試合です。ダブルスは2対2形式で行います。ダブルスの試合形式には、以下の2種類があります。

  • 同性同士の2対2形式
  • 男女ペアの2対2形式

男女ペアのダブルスの試合は、「ミックスダブルス」または「混合ダブルス」と呼ばれます。

ダブルスとシングルスの違い

テニスのダブルスとシングルスでは、試合をする人数だけでなく、コートの広さも違います。

コートの左右には、サイドラインという2本の線があります。ダブルスの場合は外側のサイドラインを使用し、シングルスの試合では内側のサイドラインを使用するのがルールです。

しかし注意すべき点として、ダブルスでサーブが有効となるサービスコートの広さは、シングルスと同じというところがあります。つまりサーブを入れる範囲は、ダブルス・シングルスとも同じで、ストロークやボレー・スマッシュで使える範囲はダブルスの方が広いことになります。

ダブルスの試合では、シングルスの試合よりもコートが広くなり、コート上にプレイヤーが4人います。

前衛と後衛に分かれる

一般的にダブルスの試合では、同じチームのふたりが前衛と後衛に分かれます。

前衛は、ネット前でプレイする選手です。サーブ権のあるチームでは、サーブを打たない選手が前衛を務め、レシーブ側のチームでは、レシーブをしない方の選手が前衛となります。ネット際でプレイする機会が増えるので、ボレーやスマッシュなどフィニッシュを決めるようなプレイが求められるでしょう。

後衛は、サービスラインより後ろでプレイする選手です。前衛の選手が取れなかったボールを取るなどの、ストロークを担当します。

ダブルスの魅力とは?

テニスのダブルスは、性別・年齢・テニス歴に関係なく、大勢の人が楽しめる試合形式です。次になぜダブルスにそれほどの人気があるのか、その魅力について紹介したいと思います。

協力プレイを楽しめる

協力プレイというのが、ダブルスの大きな魅力のひとつです。テニスのシングルスは1対1で試合をするので、個人で立てた戦略や、選手個人の体力・技術で試合を行います。

それに対してダブルスは2対2で試合を行なうので、パートナーとの相性や、ふた人でどのように連携して動くかなどの作戦が勝利の鍵となります。

協力プレイというのが、ダブルスの大きな魅力のひとつです。

体力に自信がなくても楽しめる

シングルスの試合では、広いコートをひとりで走り回らなければなりません。しかしダブルスでは、基本的にコートの半分が自分の守備範囲です。

そのため若いころよりも体力が落ちたという方、体力にあまり自信がないという方でも試合を楽しめます。中高年やシニア世代の方で、若いころ楽しんでいたテニスを、またあらためてはじめたいという方にもぴったりです。

混合ダブルスの試合形式もあるので、ダブルスは性別・年齢・体力差を超えて楽しめるスポーツといえるでしょう。

パートナーや仲間との絆が強まる

ダブルスでは夫婦やカップルだけでなく、友達同士、仲間同士でもパートナーを組んで試合ができます。試合を通じて夫婦や友達同士で話題がはずみ、さらに絆が深まることもあります。

ダブルスが難しいと感じるポイント

テニスのダブルスには魅力がたくさんありました。しかしいざ練習や試合をはじめると、シングルスよりも難しいと感じることもあります。どのような点に難しさを感じるのかを、最後に紹介します。

ストロークを打つのが難しい

ダブルスではネットのすぐ前に、相手チームの前衛がいます。勢いのない、もしくはコースの甘いストローク(ワンバウンドしたボールを打つこと)では、すぐに前衛に拾われてポイントを奪われるでしょう。

前衛に簡単に拾われないよう、適正なコースに勢いあるボールを打たなければならないことはプレッシャーになります。こうした点が、ダブルスを難しく感じるポイントのひとつです。

スクールなどでしっかり練習をすれば、こうした苦手意識や弱点も克服できることでしょう。

前衛でポーチを成功させるのが難しい

後衛同士でラリーが続いているときに、前衛はスキをうかがい甘いボールが来たらすかさずポーチします。ポーチとは、ポイントを取るためにラリーに割って入ってボレーすることです。

しかし最初のうちは、ラリーが続いている中にポーチのために出るというのは勇気がいります。「失敗したらどうしよう」と思い、なかなか足が出ないかもしれません。

ポーチを成功させるためには、ラリーが続いていく中で次にボールが来るコースを予測し、それに合わせてポジション取りする必要があります。

こうしたコースの予想やポジション取りも、練習やコーチによる指導などで身につけられることでしょう。

まとめ

今回はテニスのダブルスとシングルスの違い、ダブルスの魅力について紹介しました。

1対1の形式ではなく、2対2の形式で試合を行なうダブルスは、個人の体力や技術よりもチーム力や戦略が勝利の鍵を握ります。また基本的に、コートの半分が守備範囲になるので、体力にあまり自信のない中高年やシニア世代でも楽しめることでしょう。

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