テニスって何歳までできるの?プロ競技や趣味のテニスが何歳まで続けられるのかを解説

テニスって何歳までできるの?プロ競技や趣味のテニスが何歳まで続けられるのかを解説

テニスは、趣味でも競技でも国民に人気のスポーツです。プロの試合を見る限りにおいては、全身運動であり、コートを縦横無尽に走り回り、激しいラリーに対応する必要があるイメージが強いため、若い時にしかできないイメージがあります。

しかしながら、趣味の範囲で言えば年齢制限はありませんし、個人でもできるスポーツなので戦力外通告などもありません。

今回は、プロ選手の選手生命について紹介しつつ、趣味の範囲のテニスの場合、何歳まで続けられるスポーツなのかを解説していきます。

プロのテニスプレーヤーに年齢制限はない

まず、最もテニスに注力しているプロ選手の場合、選手生命がどのくらいの年齢までなのかを解説していきます。

プロのテニスプレーヤーの場合、実は明確な年齢制限や、引退時期などについて制度上は規定がありません。選手としての実力さえあれば、何歳でもプロに転向することができますし、何歳まででも続けることが可能です。現在日本最年少のプロ転向者は、14歳3ヶ月でプロになった辻佳奈美選手です。

ただし、世界ランキングにプロとして登録されなくなれば、プロとしては引退となります。多くのプロテニスプレーヤーは、ある一定の年齢で一度選手としてのピークを迎えますが、ある一定の年齢を超えると勝てなくなり、徐々にランキングに引っかからなくなっていき、引退という流れになっています。

プロのテニスプレーヤーの平均的な引退時期は40歳頃

趣味の範囲でも始められるテニスですが、やはりプロの世界は非常に厳しいものがあります。トップクラスのプロ選手同士の試合は長時間に及ぶことも多く、2時間以上になることも珍しくないことからも、体力が必要なスポーツであることがわかります。

また、プロのテニスプレーヤーは世界各国を巡るツアーという仕組みによって世界を飛び回って試合を行っていますから、より一層、若い頃にしかできないスポーツのイメージは強くなるでしょう。特に、長い年月、世界上位のプロとしての地位を保ち続けるのは至難の業で、年齢的な限界は明確にあります。

世界レベルの実力者ばかりが集うプロの世界では、プレーヤーの平均的なピークは30歳までで、そこからは一気に勝率が落ちていき、大体40歳頃までに引退をする、という傾向にあります。しかしながら、近年の男子テニスでは、世界トップレベルのテニスプレーヤーであるロジャー・フェデラー選手の大活躍もあって、選手としての平均寿命は長期化しています。

ロジャー・フェデラー選手は、2019年には38歳を迎えながら、ウィンブルドンシングルス史上初の通算100勝を成し遂げるなど、プロとして次々と記録を塗り替えてきました。しかしながら、2020年2月には右膝の手術で一線を退き、復帰はグラスシーズン以降になる見通しです。

趣味の範囲であれば何歳まででも続けられる

一方、プロの舞台ではなく趣味の範囲であるならば、テニスは何歳まででも続けられます。

これは、制度上の年齢制限がないということもそうなのですが、プロテニス界を引退した選手たちも、引退後コーチなり、趣味なりで何らかの形ではテニスに関わっている人たちが多いことからも、「テニスは年齢を選ばないスポーツ」であることがわかります。

特に近年は人生100年時代と言われるくらい、世界中で長寿化が進んでいる時代です。これは貧困の相対的解消や医療の発達が進んだことによる明確な成果ですが、こうした時代にあって高齢でもスポーツを楽しむ人々は明らかに増えています。

インターネットでテニススクールに通う人のブログなどを拝見する限り、テニススクールには50代、60代の中高年者の姿を見ることが多いと言います。また、JOPの大会では80歳以上、85歳以上の大会も開催されており、出場選手も沢山います。

テニスが「生涯スポーツ」としてオススメな理由

基本的に年齢制限のないテニスでは、プロを目指す場合でも年齢制限はありませんし、プロを目指さずアマチュアや趣味でということであれば、それこそ何歳であっても続けられます。こうした制度上の制限がないという点も魅力ですが、他にもテニスが「生涯スポーツ」としておすすめな理由があります。

まずは、日本全国にテニススクールが多数存在することです。テニススクールでは実力や年齢などで細かくレベル分けされていることが多く、各々の目的や実力に見合った範囲で、無理せずテニスを楽しむことが可能です。また、レッスンの時間も70分〜90分と比較的短く、週に1回からと無理のない時間、頻度でテニスに触れることができます。

また、スクールの環境によっては完全インドア、空調完備で1年中テニスが楽しめる場所もあります。テニスは屋外のイメージですが、インドアであれば花粉症や砂埃によってアレルギー症状が出ることもありません。日本ではかなり親しまれているスポーツであることもあって、年中、快適にテニスが楽しめる環境が整っているということも、高齢でも続けられる生涯スポーツとしてのメリットに数えられるでしょう。

先ほども少し触れましたが、テニススクールやJTA、JOPなどが主催するテニス大会の年齢幅も非常に幅広いことも、生涯スポーツとしてオススメする理由です。最高齢ではJOPの85歳以上の大会も開かれています。

まとめ

以上、テニスは何歳まで続けられるのか?というテーマについて、プロの場合とアマチュア・趣味の場合に分け、一通り解説してきました。プロとして世界ランクで勝ち続けていくにはそれなりに年齢に限界はあるものの、単に趣味やアマチュアとして楽しむのであれば何歳からでも始められますし、プロになるにも年齢の下限・上限は一切ありません。生涯を通して楽しめるスポーツの代表格といっていいでしょう。

群馬県榛東村にあるテニススクール「SUN TENNIS CLUB」では、年齢問わず、実力に合わせて豊富なコースを設けています。グリップの握り方から教える、初心者にぴったりな「はじめてコース」から、競技テニスに取り組む人向けの「実戦上級クラス」まで様々なコースがあり、問われるのは経験年数と実力のみです。

高齢だからテニスはちょっと…と躊躇されている高齢者の方こそ、是非一度無料体験レッスンにお越しくださいね。一緒にテニスを楽しみましょう!

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