テニスコートでテニスをプレイできないため家の中でテニスの腕前を上げたい、という方は多いでしょう。そこでこの記事では、おすすめのトレーニング方法をまとめています。トレーニング方法の中には、瞑想に近い効果を発揮するものもあるので、人によっては、想像以上の効果を上げるものが見つかるかもしれません。
ストロークやボレーを練習する
正しいスイングを身につけることは、家の中で行うテニストレーニングでも可能です。家の中では、スペースを活かしてトレーニングを行う必要があるため、外で行うテニスよりも緊張感が高く、メンタルトレーニングの効果もあります。
自宅でストローク練習
決められた手順に沿ってストローク練習を繰り返すだけです。しかし簡単なのに効果があると人気のトレーニング方法といえます。
- 横向きの形をつくる
- スイング時の後ろ足の蹴り返しをつくる
- 下半身に意識したスイングを行う
- 体の回転は正面のまま
- ラケットのフレームを背中につける
1~5までを繰り返すだけでよいのです。正しくラケットを動かせるようになると、体にストレスを与えないテニスのスイングが完成します。注意点として、「正しいスイングを繰り返さないと身につかない」ので、最初はゆっくりとスイングさせることだけ考えましょう。
下半身を意識してスイングするのは、テニスのメンタルトレーニングにつながります。実際にやってみると「体がリラックスする」ので、何度もスイングしているうちにストレッチ後のような気持ちよさを感じる人もいるのです。
自宅でボレー練習
ボレー練習の多くは、イメージトレーニングに等しい内容となっています。
- ボレーはラケット面をイメージして行う
- ボールの重さをイメージしながらスイングを終える
重要ポイントはたったの2つなのです。これらをイメージして行うようにしていると、実際にボレーをする際も、慌てないでスイングできるようになります。ちなみに「ボールの感触を得たい」場合は、スポンジボールを使用して得るようにしてください。
家の中でまともにボレー練習をすると、ボールの弾む音・ラケットに接触した際の音・壁にぶつかった際の音などで、周りをびっくりさせてしまうことがあります。「立った状態・座った状態のどちらでも練習可能」なので、家でボレー練習をする際は、座ってテニスのメンタルトレーニングをするのもよいでしょう。
苦手を克服して腕前を上げる
家の中でテニスの練習をするのは可能なのです。サーブ練習、高度なイメージトレーニングも行うようにすると、より効率的なテニスの練習が可能となります。サーブを苦手としているテニスプレイヤーは多いので、サーブ練習に力を入れて苦手を克服するのは重要なポイントです。
自宅でサーブ練習
サーブ練習は、次のような細かい練習方法を理解してから、練習を始めるようにしてください。
- 肩の高さまで腕を上げる
- 肘は曲手のひらが上になるようにする
- 肩を支点にして動かす
- 腰の高さに手がくるまで腕を下げる
- 腕の形をキープして安定させる
- 肩の高さまで腕を振り上げてボールを放す
- ボールを追って腕を振り上げるようにする
1~7を繰り返すことによって、体幹がぶれることなくボールを打てるようになります。体幹がぶれないようになると、安定したサーブを打てるようになるので、テニスの腕前にも自信を持てるようになるでしょう。
わかりやすくまとめると、「家の中でトス練習をしているだけ」なのです。トス練習が苦手で、その影響もありサーブ練習をおろそかにしてしまう人は多いものです。そのためサーブ練習をしっかり行っていると、テニスプレイヤーとしての腕が上がります。
好きなプロ選手が出ている試合を観戦
練習が一通り終わった場合は、より高度なイメージトレーニングのために、プロ選手の試合を観戦するとよいでしょう。YouTubeなど、有名な動画サイトを利用するようにすると、プロ選手の試合を探すのは簡単で、しかもお金がかかりません。
プロ選手は、完成されたフォーム・配球・ポジショニング・ルーティンによって試合を行うため、より洗練された動きをするにはどうすればよいのかを学べる教材なのです。アマチュアのテニスプレイヤーが見た場合でも、試合はどれほど緊張するのか、相手はどんなことを考えているのかなど、テニスプレイヤーの心理にも詳しくなれます。
まとめ
正しい練習方法として、家の中でスイング・ボレー・サーブの練習方法を実践していると、テニスプレイヤーとしての腕が上がりやすくなります。苦手意識を克服できることもあるため、家の中で練習することは無意味ではありません。
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